東京展 特別出品作品
日本初公開!東京展特別出品作品<<二人の貴婦人>> 「世界でもっとも美しい板絵」----ジョン・ラスキン(19世紀・イギリス批評家)
狩に出かけている夫たちを待っている母子であろうと思われる、謎めいた二人の貴婦人。物思いに耽る二人の貴婦人は一体何を考えているのでしょうか。欄干から顔をのぞかせる少年は誰なのでしょうか。犬や鳥などの動物たちは何のために描かれ、何を意味するのでしょうか。
ヴィットーレ・カルパッチョ《二人の貴婦人》テンペラ・油彩、板 94.5x63.5cm コッレール美術館 ©ヴェネツィア市立美術館群財団
《潟(ラグーナ)での狩猟》《二人の貴婦人》
上図参考図版 《潟(ラグーナ)での狩猟》ヴィットーレ・カルパッチョ 1490~1495年頃 油彩、板 75.6×63.8cm ポール・ゲッティ美術館 © The J. Paul Getty Museum, Los Angeles

世紀の発見----実は上部があった! 20世紀の中ごろ、1枚の板絵がローマの古物商で発見されました。現在、アメリカのポール・ゲッティ美術館所蔵の《潟(ラグーナ)での狩猟》です。そして実は今回出品されるコッレール美術館の《二人の貴婦人》の上部であったことが判明。もともとは戸棚の両開き扉のうちの片方であるといわれています。まだ未発見のもう片方の扉が発見されれば…、謎多きこの絵のミステリーが解けるかも!?